スポーツで伸びる身体作り

「奇跡」のトレーニングでスポーツにおける怪我を減らし、パフォーマンスの向上を。

初動負荷理論の提唱者であり初動負荷トレーニングマシンの開発者である小山裕史先生の著書に『「奇跡」のトレーニング』というものがあります。もしお読みでないようであれば、ぜひ読んでみてください。

「奇跡」のトレーニング

プロスポーツ選手やオリンピック選手の中に、初動負荷トレーニングを取り入れている方は数多くいます。有名なのは元メジャーリーガーのイチロー選手、現役メジャーリーガー(2022年4月時点)のダルビッシュ有選手。テレビで特集がされたり、自らTwitterで初動負荷トレーニングを行っているシーンを公開されたりしています。その他にも、前述の書籍内で書かれているだけでも1998年バンコクでのアジア競技大会で日本新記録の100m10秒00を記録した伊藤浩司選手、オリンピック銀メダリストの末續慎吾選手、競馬の騎手である和田竜二騎手(テイエムオペラオー)、飯田祐史騎手(メイショウ・オウドウ)など、また別の書籍である『希望のトレーニング』ではプロゴルファーの青木功選手、元中日ドラゴンズの山本昌投手、岩瀬仁紀投手などなど書ききれません。興味のある方は、希望のトレーニングもぜひお読みください。

『希望のトレーニング』

整形外科医として診療をしていると、数多くのスポーツで怪我をされた方がいらっしゃいます。特に静岡県はスポーツを強く奨励しているため、子供のスポーツ外傷が非常に多い印象です。旧態依然とした指導が行われており、成長期の身体に無理が掛かって起こる怪我も多く、診療にあたる医師としては何とかしなければ、と常々思っておりました。初診で保護者に連れられて受診され、怪我によってスポーツを一時中止せざるを得ない状況であるにも関わらず、今週末に試合があって、と言われることは数知れず。週末試合だろうと、怪我をした状態で出場したところで本領を発揮できずにかえって苦しむだけであり、そもそもスポーツを楽しみ、成績を高めるにはなるべく怪我をしてはいけないのだ、とは誰でも理解しているはずで、ならば怪我を減らせる工夫、環境を作ることも私の仕事なのだろうと長年思案しておりました。

そしてようやく、「何とか」できる体制が構築できます。それが初動負荷トレーニングです。初動負荷トレーニング、及び初動負荷理論を取り入れた理学療法士によるスポーツ指導により柔軟な筋肉・関節を作り、フォームを改善することで、子供のスポーツによる怪我は大幅に少なくできる可能性があります。また、もし怪我をしてしまっても復帰までの期間を短縮できるでしょう。イチロー選手は怪我をしないのではなく、怪我からの回復が早いのだ、とどこかのテレビ番組の特集でやっておりましたが、それも初動負荷トレーニングにより作られた柔軟な筋肉、関節の賜物です。

怪我を克服できればそれだけでもスポーツの成績は向上しやすくなりますし、柔軟な肉体を作り、神経機能を強化しそれを競技に応用すれば本来の自分の可能性を最大限発揮できるようになり、良好な成績に結びつくことでしょう。楽しむにも、本気でスポーツと向き合うにも、怪我は少なく、怪我からの回復は早く、成績は良好な方が良いに決まっています。

スポーツを長く楽しむためにも、高みを目指すためにも。初動負荷トレーニングを是非取り入れてみませんか。ワールドウィング富士宮は令和5年1月開業予定です。もしそれ以前にスポーツ外傷で悩みを抱えているようであれば、片桐整形外科へまず受診、相談を。

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